いじめ総合対策【第3次】下巻_2025_2版
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1181分 1 プログラムの主旨を説明する。8分 2 いじめの定義や現状について確認する。(1) 具体的な子供の様子を基に、いじめかどうかについて個人で考えてもらう。(2) 「いじめにあたるのは、どれか」、そのように考えた理由について考え、互いの意見を交流してもらう。(3) 「いじめ防止対策推進法」に基づく「いじめ」の定義を伝える。(4) 最初の例について、法における「いじめ」の定義に基づき、いじめかどうか考えてもらう。(5) 東京都におけるいじめの状況について確認する。第6部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム地域プログラムねらい○ いじめの定義について確認する。○ いじめ問題に対する学校の取組を理解する。○ いじめ問題を克服するために、地域住民としてできることを考える。活用場面等取組の内容例(20 分)活用場面学校運営協議会、道徳授業地区公開講座等主な取組実施する主旨について確認する。○ いじめかどうかについて考える事例として、意見の分かれるものを取り上げて扱うことで、認識の違いを明確にする。○ 子供時代の体験や大人になってからの経験、これまで蓄積した知識や情報に基づいて、それぞれが自分なりのいじめに対する認識をもっていることを確認する。○ 法律の定義を示した後、次の点を確認する。○ ささいなことも「いじめではないか」と感度を高め、いじめの兆候を把握し、すぐに対応するようにしておくことが大切であることを確認する。○ 東京都のデータの校種別の違いや学校の状況を確認する。○ いじめられていても、誰にも相談していない児童・生徒がいるという事実を確認し、受講者に「子供がSOSを出しやすい存在」「子供が安心して相談できる人」になってほしいことを伝える。担当者校長、副校長、生活指導主任実施上の留意点○ 三つのねらいに基づき、プログラムを・  被 害 を 受 け た 子 供 が、「 つ ら い 」、「痛い」などの心身の苦痛を感じていれば、いじめと判断されること・ 学校が「どの学校、どの子供にもいじめは起こり得る」という認識をもって取り組んでいること・ いじめの定義の変遷の背景地域共に手を取り合おう -いじめを生まない環境づくり-地域プログラム第 2 章

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