ぼくらのビー玉コースター たかしは、どんな気持ちでみんなと話せばよかったのだろう。導入 5分展開 終末 5分1第3部第3部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラムいじめをしない、させない、許さないための意識の醸成 ・みんな良いものを作りたい気持ちは同じだ。・一人一人の考えはちがうから、だれかの意見で作るしかない。・自分の意見をおしとおすことはまちがっている。・友達の考えをよく聞き合うことが大切だと思う。・そんなんじゃだめだよ!・勝手に作るなよ!・どうしてぼくの気のかな。持ちが分からない・自分の意見をおしつけないでよ。・ぼくはこうした方がいいと思って、やっているんだ。小学校中学年◆学習のねらい 自分と異なる思いや考えを大切にする心情を育てる。◆評価 自分と異なる思いや考えを大切にし、互いに理解しようとする気持ちをもっている。学習活動(◇教師の発問例)1 意見がまとまらなかったときの生活経験を想起する。◇ 複数の友達で何かをしようとしたとき、困ったことはありますか。話し合う。◇ たかしはどんな気持ちで、さとるややす子に意見を言っているのでしょう。◇ 「もうちょっと考えて作ってよ。お願い。」と言っている場面◇ 「なんで、こんなテープのはり方をするんだよ。」と言っている場面35分◇ 「やす子はざつなんだから。」と言っている場面【中心発問】たかしは、どんな気持ちでみんなと話せばよかったでしょうか。3 相手の立場に立って考えることができたことはありますか。4 教師の説話を聞く。○指導上の留意点展開例2 教材「ぼくらのビー玉コースター」を読み、板書例1818よし美さとるやす子たかしさとるやす子よし美「もうちょっと、考えて作ってよ。」「あまり手を出さないでほしいな。」◆教育課程における位置付け 特別の教科 道徳(相互理解、寛容)◆主な使用教材 「ぼくらのビー玉コースター」(東京都教育委員会 義務教育指導課ポータルサイト「『特別の教科 道徳』移行措置対応 小学校版 東京都道徳教育教材集」)○ 道徳的価値に対する問題意識をもてるようにする。○ 徐々にイライラする気持ちが大きくなっているたかしに共感できるようにする。○ たかしの気持ちを考える発問は、時間をかけ過ぎないように留意する。○ 先の発問で出たたかしの気持ちを基に考えられるようにする。○ 個で考える時間を十分に設けて、書く活動や話し合う活動に取り組ませる。○ グループ活動で、友達との思いのすれ違いがあったが、お互いの思いを理解して活動できた話をする。いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成
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