いじめ総合対策【第3次】下巻_2025_2版
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知らない間の出来事転校生携帯電話をもっていない導入 5分展開 終末 ・ 携帯電話を持っていない・ この情報をクラスのみんな1第3部第3部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラムいじめをしない、させない、許さないための意識の醸成             ・不安だ。・みんなと仲良くでき(あゆみ)・携帯電話を持っていないだけでうその情報を流すな んてひどい。・でも、どうしてわざわざ電話してきたのだろう。・正直に言ってくれてほっとした。気になったことは直接言葉で伝えてほしかった。友達になれるかも。(みか)・こんなことになるなんて思わなかった。本当にひどいことをしてしまった。・あゆみさんをこんなにきずつけることになるなんて想像しなかった。・あゆみさんの言葉で目が覚めた。友達になってほしい。なんて何かあるのだろうか。にも知らせよう。るかな。小学校高学年◆学習のねらい   相手の気持ちを考えて行動し、互いに信頼し合い、友情を深めていこうとする心情を育てる。◆評価   相手の気持ちを考えて行動しようとする意識を高めている。学習活動(◇教師の発問例)1  友達との関わりについて生活経験を想起する。◇  あなたにとって、友達とはどんな存在ですか。2  教材「知らない間の出来事」を読み、話し合う。◇  みかは、どんな気持ちからクラスのみんなにメールを送ったのでしょう。【中心発問】みかはあゆみのうわさが広まっていることに気付いたとき、どんなことを考えたでしょう。30分◇  みかはあゆみに電話をして、どんなことを伝えたでしょう。3  今日の学習を振り返り、友達との付き合い方で自分自身が大切にしたいことを考える。メールのこと展開例板書例2222みかあゆみ◆教育課程における位置付け 特別の教科 道徳(友情、信頼)◆主な使用教材  「知らない間の出来事」(文部科学省「私たちの道徳」小学校5・6年)○  何気なく送ったメールが大変な誤解を招いてしまうことがあることに気付けるようにする。○  相手の気持ちを考えずに行動したみかに後悔や反省する気持ちがあることに気付けるようにする。○  みかのあゆみに対する気持ちをグループで話し合えるようにする。○  「私たちの道徳」74 ページの「友達との付き合い方について大切にしたいこと」を記入できるようにする。たがいに理解する○指導上の留意点○  「私たちの道徳」73 ページを読み、道徳的価値への問題意識をもてるようにする。10分いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成

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