○アサーションとは・・・○三種類の自己表現○三種類の自己表現を発表しよう。○活動を振り返って望ましい自己表現とはどのようなものかを考えよう。を、素直に、正直に、相手のことも配慮しながら、その場の状況に合った適切な方法で表現すること場面1「あなたならどうする?」うする」というものを選ぶ。攻撃的(アグレッシブ)な表現アサーティブな表現非主張的(ノン・アサーティブ)な表現場面2「映画を見に行こうよ!」の自己表現で対応する。学校生活を送りたいと思う。められ方が変わってくることが分かった。展開 →自分の欲求、考え、気持ちなど※選択肢の中から、「自分ならこ※友人に対して、三種類のタイプ・アサーションの考えを生かして・言い方によって、相手の受け止551 アサーション(適切な自己表現)について説明を聞く。2 相手にうまく気持ちを伝えられなかった35分3 アサーションの考え方を生かし、どのような話し方なら、相手も自分も尊重して思っていることを伝えられるかを検討する。アサーション:自分の欲求、考え、気持ちなどを、率直に、正直に、相手のことも配慮しながら、その場の状況に合った適切な方法で表現すること ※アサーティブとは、アサーションが実現されていること場面1 「あなたならどうする?」場面2 「映画を見に行こうよ!」(1) 自己存在感の感受 望ましい自己表現とは何かについて、考えたことを友達に伝え、その考えが認められるようにする。(2) 共感的な人間関係の育成 自己表現の違いによって、他者に与える印象に違いがあることを理解するとともに、気付いたり、感じたりしたことを伝えられるようにする。(3) 自己決定の場の提供 場面1より、自分ならどうするか、場面2より、三種類の自己表現を考え、伝える場を設定する。(4) 安全・安心な風土の醸成 一人一人が考えたことを大切にしながら話合いを進めるよう確認し、生徒が安心して学習に取り組むことができるようにする。学習活動板書例発展的な展開例経験について、話し合う。資料等○ワークシート(例)生徒指導の実践上の視点見通しをもてるようにする。○ 3、4人ほどのグループで話合いを行わせる。○ 相手を大切にしながら、自分の思いをきちんと伝えるという点を踏まえて指導に当たる。○指導上の留意点○ 教師の体験談を例として伝え、話合いの第3部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム望ましい人間関係の構築 自己表現(人間関係のもち方)には三種類のタイプがあり、②のタイプをアサーションと考える。 ① 自分のことを優先し、他者を無視・軽視する自己表現 「攻撃的」「アグレッシブ」「きつい言い方」 ② 自分のことをまず考えるが、他者のことも十分に配慮する自己表現 「アサーティブ」「さわやかな言い方」 ③ 自分よりも他者を優先し、自分のことを後回しにする自己表現 「非主張的」「ノン・アサーティブ」「はっきりしない言い方」 IamnotOK,YouareOK 卒業後の進路についての三者面談を翌日に控えて、あなたは保護者と進路について話をしています。あなたは、技術を身に付け資格を取得するために専門学校へ進学したいと考えていますが、保護者は、「卒業後は大学に行きなさい。」と勧めます。このようなとき、あなたならどうしますか。「自分ならこうする」というものを選んで、□に印を付けましょう。 □1 「うるさいな!大学になんか行かないよ!」と怒って、どなりつけるように自分の意見を保護者に言う。 □2 自分の意見を言うと保護者に反対されたり怒られたりするから、何も言えずに黙ってしまう。 □3 「大学に進学するよりも、専門学校に行きたい。その理由は、…」と自分の意見や考えを保護者に伝える。 あなたは、友人と今度の日曜日に一緒に遊びに行くことになりました。友人は、「ぜひ見たい映画があるから一緒に見に行こうよ。」とあなたに提案しました。しかし、その映画は、あなたが見たくない映画でした。友人に対して、三種類の表現で対応してください。IamOK,YouarenotOKIamOK,YouareOK
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