いじめ総合対策【第3次】下巻_2025_2版
59/124

相手に協力し、気持ちを伝え合おう。葉だけではなく、いろいろな方法がある。ことができる。ゲーム活動をしよう。【活動のルール】を持っている人を探す。ら、得意なことをそれぞれ一つ伝える。を画用紙に書き、握手をして渡す。○コミュニケーションとは何か・自分の考えを相手に伝えること。・話し合うこと。→コミュニケーションの方法は言・顔の表情でも気持ちを伝える・言葉を使わないと難しい。○コミュニケーションを用いた①一枚だけカードを拾う。②自分とペアになるカード③ペアの相手を見付けた④ペアの相手の得意なこと○活動を振り返ろう。57板書例資料等生徒指導の実践上の視点 一人一人が考えたことを大切にしながら話合いを進めるよう確認し、児童・生徒が安心して学習に取り組むことができるようにする。○その他の実践例1  平均台の両端に一人ずつ立ち、平均台の反対側まで様々な方法ですれ違い、二人とも落ちないで渡る。  本実践は、ルールをはっきりと意識させることがポイントである。近くにいる教師は、児童・生徒がうまくいくよう言語指示し、身体介助をする。また、すれ違う方法は教師が指示するのではなく、なるべく自分で考えさせるようにする。場の設定の図(体育館やプレイルーム) 複数の教師で対応し、コースの難易度別に分けた場を設定する。○その他の実践例2【お助けおにごっこ】<ルール>1 お助け役とおに役を決める。  ・ お助け役は、帽子をかぶる。  ・ おには、たすきなどを掛ける。    ・ お助け役にタッチされると動けるようになる。(1) 自己存在感の感受 友達から伝えられたことや渡されたカードに書かれていることを通して、友達が自分のことをどう思っているかについて気付けることができるようにする。(2) 共感的な人間関係の育成 声の大きさや話し方や態度などによって、相手への伝わり方が違ってくることを理解し、気付いたり、感じたりしたことを振り返られるようにする。(3) 自己決定の場の提供 コミュニケーションの方法を選び、相手と協力し、気持ちを伝える場を設定する。(4) 安全・安心な風土の醸成 2 ほかの人はおにに捕まらないように逃げる。   ・ おににタッチされたら、その場で止まる。第3部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム望ましい人間関係の構築        (ルール)・すれ違いは自由とする。・失敗しても相手のせいにしてはいけない。▲コーンAグループ▲コーンBグループ▲コーンCグループマークについて(●教師 ○児童・生徒 ▲コーン)平均台1台(平均台を2台並べ、幅を広くする。)(平均台は設置せず、テープで枠を作る。)

元のページ  ../index.html#59

このブックを見る