4謗ひ第3部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム規範意識の醸成導入 5分展開 まとめ 5分ぼ う高等学校◆学習のねらい SNS等を介したトラブルやいじめについて知り、加害者にも被害者にもならないための防止策や、対処方法を身に付けさせ、インターネット上での規範意識を育む。◆評価 SNS等で起こり得るトラブルやいじめの実態について理解し、それらを防止する方法や起きてしまった時の解決方法等について考えている。1 自らのSNS等の利用状況について振りSNS等の利用上のトラブルや、いじめに対する防止策・対処法を考えよう。2 SNS等の利用上のトラブルやいじめの具体例を挙げ、防止策や対処法を考える。 (1) 自分の経験や聞いたこと等をワークシートに記入する。 (2) 4人程度のグループになり、自分の経験や聞いたことなどを基に、具体例を一人1台端末を使ってまとめる。 (3) 具体例について考え、問題点とその防止策や対処法を一人1台端末を使ってまとめる。40分 (4) グループをローテーションし、ほかのグループが考えた具体例に対して、(3)の作業を行う。 (5) グループごとに、出された問題点、その防止策、対処方法をまとめ、発表の準備を行う。 (6) グループごとに学級全体で発表する。3 学習を通して気付いたこと、他の人の考えなどから学んだことをワークシートにまとめる。インターネットによるトラブルの相談窓口○ネット・スマホのなやみを解決「こたエール」 電話:0120–1–78302 〈電 話 相 談〉 月曜日~土曜日 15 時~ 21 時※祝日除く 〈LINE 相談〉 月曜日~土曜日 15 時~ 21 時(受付は 20 時 30 分まで)※祝日除く 〈メール相談〉(24 時間いつでも受付中) https://www.tokyohelpdesk.metro.tokyo.lg.jp/contact/net_soudan.cgi○東京都教育相談センター「教育相談一般・東京都いじめ相談ホットライン」 電話:0120–53–8288(24 時間対応・通話無料)学習活動展開例返り、2人組で話し合う。資料等66◆教育課程における位置付け 特別活動 ※人間と社会における「第6章 ネット時代」や共通教科情報科における「情報モラルに関する学習」との関連を図ることができる。◆主な使用教材 ・一人1台端末 ・DVD「STOP!いじめあなたは大丈夫?」児童・生徒指導編 高等学校編(ネット上のいじめ)○ SNS等によるトラブルだけでなく、SNS等の利便性についても取り上げる。○ インターネットの特性を確認し、相手の気中傷持ちを考えることの大切さや、悪質な誹などのいじめは犯罪となる可能性があることなどについて考えることができるようにする。○ 問題点とその防止策や対処法を一人1台端末に書き込む。例:問題点(赤)、防止策(青)、対処法(黄)○ 発表の際はグル―プのメンバー全員が関わる発表となるよう指導する。○ 各グループから出た意見を基に、学習のポイントを板書し、全体でまとめる。○ SNS等のいじめも、相手の心や体を傷付ける重大な行為であり、犯罪につながる行為であることを理解できるようにする。○指導上の留意点○ 生徒の日常生活でのSNS等の利用状況や、利用における課題、トラブル等について話し合えるようにする。規範意識の醸成
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