いじめ総合対策【第3次】下巻_2025_2版
74/124

断第4部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム教員研修プログラム72「教員研修プログラム」の活用についてStep1Step22 早期発見 (1) 「 い じ め 」 の 定 義の正しい理解に基づく確実な認知1 未然防止 (2) 教職員の意識の向上と組織的対応の徹底3 早期対応 (1) 「 学 校 い じ め 対 策委員会」を核とした対応の徹底4 重大事態への 対処 (1) 重大事態発生の判プログラムのねらい主な内容上巻との関連 早期発見 未然防止 早期発見 早期対応 重大事態への対処項目・ 事例を用いて、いじめかどうかを各自で考える。・ 「いじめ」の定義を確認し、事 例 に つ い て 再 度 考 え、判断し、話し合う。・ 日常生活で児童・生徒の気にかかる様子やいじめと疑われる事例について話し合う。・ 「 学 校 い じ め 防 止 基 本 方針」の内容を確認する。・ 「学校いじめ対策委員会」の構成員、役割を確認する。・ 「学校いじめ対策委員会」によるいじめ認知の手順を確認する。・ 早期対応のための組織的な取組や対応について考える。・ 早期対応のための取組について共通理解を図る。・ 重大事態の定義と、「いじめの防止等のための基本的な方針」の内容を確認し、理解を深める。○「いじめ」の定義を確実に理解し、全ての教職員が同一の基準でいじめの認知ができるようにする。○「学校いじめ防止基本方針」の内容及び「学校いじめ対策委員会」の役割を十分に理解する。○「学校いじめ防止基本方針」に基づき、全教職員が確実に取り組むべき事項を確認する。○「学校いじめ対策委員会」により認知されたいじめを、迅速かつ適切に解消するための組織的な体制や、保護者、地域住民、関係機関等との連携・協力体制を整える。○重大事態の定義を確実に理解する。 【研修1】「いじめ」の定義の確実な理解  「いじめ」の定義の確実な理解 【研修2】「学校いじめ防止基本方針」に基づく確実な取組の推進  「学校いじめ防止基本方針」の内容及び「学校いじめ対策委員会」の役割の理解  「学校いじめ防止基本方針」に基づいた取組事項の確認 【研修3】いじめ問題の解消に向けた組織的な取組  「学校いじめ対策委員会」と、関係機関等との連携・協力体制 いじめ防止対策推進法第 18 条では、教職員を対象にいじめに関する研修を実施することが定められています。このことを踏まえ、都内の全公立学校において、年間3回以上の校内研修を実施することとしています。教員一人一人のいじめ問題への対応力を身に付けるため、以下の研修プログラムを開発しました。早期発見【研修1】「いじめ」の定義の確実な理解未然防止早期発見【研修2】 「 学 校 い じ め 防 止 基本方針」に基づく確実な取組の推進早期対応重大事態への対処【研修3】 いじめ問題の解消に向けた組織的な取組【研修1~3】 三つのプログラムを実施することで、全教職員で共通理解を図ります。【研修4】~【研修9】 自校が課題としているプログラムを選択し、Step 1に加えて行います。「教員研修プログラム」の概要第 1 章

元のページ  ../index.html#74

このブックを見る