いじめ総合対策【第3次】下巻_2025_2版
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学校いじめ対策委員会78いじめの認知報告職員会議早期対応重大事態への対処④ いじめの解消に向けた対応・指導所管教育委員会「学校サポートチーム」PTA役員、地域住民、民生・児童委員、学校医、関係機関等警察(少年センター)、教育相談センター等スクールソーシャルワーカー、ユースソーシャルワーカー⑤ 事後対応児童・生徒、保護者への対応○継続指導○経過観察○学級・学年経営ねらい◯ 「学校いじめ対策委員会」により認知されたいじめを、迅速かつ適切に解消するための組織的な体取組の内容例(いじめの解消に向けた関係機関等との連携・協力体制の例)制や、保護者、地域住民、関係機関等との連携・協力体制を整える。◯ 重大事態の定義を確実に理解する。・ 研修2「3『学校いじめ対策委員会』によるいじめ認知の手順を確認する」(76 ページ)を振り返り、「学校いじめ対策委員会」におけるいじめの認知までの過程を確認する。・ 研修 10(92 ページから 100 ページまで)から事例を選択し、事案に応じた対応及び関係機関等との連携・協力体制について話し合う。・ 地域・学校で過去に起きた事例について振り返ったり、児童・生徒の実態から今後起こり得る問題について想定したりすることで、危機管理能力を高める。③ 情報集約、全体像の把握、  方針の決定◇事実確認の方策を協議◇教職員による役割分担◇事案の報告により、詳細を確認◇指導方針・指導体制の決定・ 「学校いじめ対策委員会」におけるいじめの認知から事後対応までの過程や、どの段階でどのような関係機関等と連携するのかについて検討し、具体的な役割分担を行う。・ 連携を必要とする主な関係機関等の役割及び業務内容を確認する。共通理解※通報援助支援指示※報告表中の「※報告」は、いじめ防止対策推進法第 23 条第 2 項に、「※通報」は、第 23 条第6項に示されています。第4部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム教員研修プログラム1 早期対応のための組織的な取組や対応について考える。2 早期対応のための取組について共通理解を図る。研修 3 いじめ問題の解消に向けた組織的な取組

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