等等等第4部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム教員研修プログラム86早期発見いじめやいじめの疑いに気付くための視点(例) ・教員向け「いじめ発見のチェックシート」(いじめ総合対策【第3次】上巻 P108) ・児童・生徒向け「生活意識調査例」(いじめ総合対策【第3次】上巻 P110 〜 113) ・保護者向け「いじめのサイン発見シート」(いじめ総合対策【第3次】上巻 P126)場所教室、トイレ、人気の少ない階段、空き教室、校庭や体育館の裏 等時間授業、休み時間、清掃時間、昼食時間、部活動(クラブ活動)や委員会活動 等視点顔色、表情、容姿や服装の乱れ、机上やトイレの落書き、視線、学習態度、声を掛けたときの反応、言葉遣い、身の回りの物、持ち物、友達関係、生活ノート、遅刻や欠席の状況 等【学級担任、副担任】・欠席や遅刻が多くなる。・顔色が悪く、元気がない。・下を向いて、視線を合わせようとしない。・友達にいじられても愛想笑いをする。・負担の大きい役割を請け負うことが多い。・あからさまに教職員の機嫌をとる。・成績が下がる。【養護教諭】・頻繁に保健室を訪れる。・授業時間や下校時刻を過ぎても保健室から出ようとしない。・保健室の周りで見かけることが多い。・けがの状況と本人が話すけがの理由が一致し等ない。ねらい○ 児童・生徒の様子から、いじめやいじめの疑いに気付くことができるようにする。取組の内容例【専科、教科担当、部活動等担当】・部活動を休むことが多い。・部活動の準備や片付けが特定の子供に偏る。・教職員によって態度を変える。・教職員の言動を素直に受け取らない。・忘れ物が多くなる。・道具が紛失する。【スクールカウンセラー】・全員面接による子供からの訴えがある。・保護者から訴えや相談がある。 ・相談室の回りで見かけることが多い。・校内巡視による子供の観察から異変に気付く。1 教員向け、児童・生徒向け、保護者向けの資料を基に、いじめを発見するための視点を確認する。2 児童・生徒の出すいじめのサインの場面と視点について考える。3 いじめやいじめの疑いに気付くために、特に気を付けるべき場面と視点について話し合う。4 いじめのサインを受け止めるために児童・生徒及び教職員が相談しやす(参考:「いじめ総合対策【第3次】」下巻 P107 保護者プログラム)い校内体制を構築する。 5 SOSの出し方や受け止め方に関する指導の充実及び具体的な取組について確認する。研修 7 「いじめ」の定義に基づくいじめの認知
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