1234第4部いじめをしない、させない、許さないための意識の醸成互いの個性の理解規範意識の醸成保護者プログラム望ましい人間関係の構築いじめ問題への対応事例教員研修プログラム地域プログラム教員研修プログラム92早期対応換を行う。 ・取組の経過をグループで話し合い、まとめる。発表する。 教職員は、いじめの定義や誰もが被害者・加害者になり得ることを十分に理解し、児童・生徒との日常的な関わりを通して、児童・生徒の様子の変化をきめ細かく観察する。 教職員は自分が担任する学級・学年・教科等にかかわらず、児童・生徒の様子で気になることを見聞きした場合、自分だけで判断せず、全ての事案について、迅速に「学校いじめ対策委員会」に報告する。 教職員から報告を受けた事案は、校長の指示の下、「学校いじめ対策委員会」で協議を行い、対応方針を検討する。 「学校いじめ対策委員会」が認知したいじめに対しては、対策委員会が具体的な対応の在り方等について協議し、校長が決定する。教職員は、協議結果を踏まえて、組織的にいじめの解消に向けた対応を行う。 ねらい◯ いじめの解決に向けて効果のあった取組事例を通して、「学校いじめ対策委員会」の役割について1 個人演習 ・「事例の概要」を読み、自校においてこのようないじめが起きた場合、いじめを解消するためにはどのような指導及び関係機関等との連携を行う必要があるのかについて、この後に期待される取組の経過を記入する。2 グループ協議 ・グループで、取組の経過からポイントになると考えられる取組を中心に意見交3 全体発表 ・「事例の概要」で解決すべき問題点及びグループでまとめた取組の経過について4 事例における対応についての評価 ・事例における「取組の経過概要」と「事例が解決に至ったポイント」、自校の「学校いじめ防止基本方針」を踏まえ、「学校いじめ対策委員会」を核とした組織的な取組となっているかなどについて、校長による解説と講評を行う。5 事例からの学び ・事例研修を振り返り、学んだことをまとめる。の理解を深め、いじめ問題に対し、組織的に対応できるようにする。研修 10 いじめの解消に向けて効果のあった取組事例研修の進め方(※次ページ以降の事例を活用する。)組織的な対応を行うための改善のポイント
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