組織的対応アンケート、チェックリスト例法、条例、規則等地域、関係機関との連携SNS東京ルール教育相談第2部 Q10 本校は、全員面接対象の児童・生 徒数が基準人 数を超えているので、スクールカウンセラーに加えて、全員面接支援スタッフを申請したいのですが、 どのようにお願いすればよいのですか。 A10 全員面接支援スタッフの派遣を希望する場合は、定められた様式により東京都教育庁指導部指導企画 課に申請してくださ い。申請に 基づき、校種 別の基準人数を超える部分について、児童・生徒3 人につき1時間を基本として、全員面接支援スタッフを 派遣します 。 その場合、校内 での継続的な支援の視点から、 可能な 限り自校のスクールカウンセラーが勤務日とは別の日程に来 校して面接を行うことが 望ましいと 考えています。ただし 、そうした方法が 困難な場合については 、都教育委員会が派遣する心理職を「全員面接支援スタッフ」 として活 用することができます。 Q11 本校のスクールカウンセラーではない全員面接 スタッフが、児童・生徒から いじめを受けているなどの相談を受けた場合は、どのように対応すればよいですか。 A11 派遣の全員面接支援スタッフに全員面接の一部をお願いする場合は、スクールカウンセラーはもとより、管理職や教育 相談担当教員等と十分に連携を図り、確実に情報を共有することが大切です。 当該スタッフが、児童・生徒からいじめ等の相談を受けた場合は、改めてスクールカウンセラーが当該の児童・生徒から話を聞 いた上で、教職員が事 実確認をするなど、学校として確 実に対応してくださ い。 Q12 グループ面接の人数として5~8人程度と示されていますが、人数の上限はあるので すか。 A12 グループ面接の人数 の上限 を示してはいま せん。 児童・生徒が躊躇することなくスクールカウンセラーに相談できる環境を つくるという全員面接の目的を踏まえ、学校の実態に応じて実施していただきたいと考 えています。 ただし、スクールカウンセラーが各 教室を回 り、自己紹介を 兼ねて話をすることのみをもって全員面接とする方法などは、適切ではありませ ん。 Q13 本校のスクールカウンセラーは、相談者が多く、毎回予約で一杯な状況です。全員面接を行うことにより、こうした相談に対応できな くなることも考えられますが、こうした場合、どのような工夫が考えられますか 。 A13 スクールカウンセラーによる全員面接と日頃の相談対応とのバランスについては、相談状況等の実態に応じて、全員面接を少 人数のグループ単位で 効率的に実施するなどの方法により、 工夫して対応してくださ い。 Q14 本校では、養護教諭が教育相談の窓口を担当しています。全員面接 の日程調整等について、担当者のみに負担が集中しないようにするためには、どのような配慮が必要ですか。 A14 全員面接は、校長の責任の下に学校として実施するものです。直接面接業務に当たるのはスクールカウンセラーですが、その運営、 情報共有、 その後の対応等については、教職員全体 で行うこととなります。 中心に、教職員が連携して組織的に 対応するよう御配慮くださ い。 全員面接の円滑な実施のために、当該学年や教育 相談を担当する委員会等を124
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