いじめ総合対策【第3次】上巻_2025_2版
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じたい2〇 学校が、いじめ防止等の対策を確実に推進し、子供たちが心豊かに安全で安心な学校生活を送れるようにするためには、常に緊張感をもって自校の取組を点検し、不断の検証を行うことが不可欠である。〇 東京都教育委員会は、「いじめ総合対策【第3次】」の推進状況を把握するために、毎年度、6月と11月のふれあい(いじめ防止強化)月間において、調査を実施し、学校における取組の課題を明らかにし、改善策を示していく。〇 また、これに併せて、東京都教育委員会は、学校が組織的にいじめ問題の解決に取り組み、成果を上げた事例を収集し、その取組が多くの学校で共有されるよう情報発信をしていく。〇 こうした年度ごとの取組の検証を通して、全ての公立学校の教職員が、対応力や指導力を高め、自信をもっていじめ問題に対峙できるようにする。教職員一人一人が、「いじめ総合対策【第3次】」上下巻の内容を理解し、実行していくために、次のことを理解しておきましょう。〇 上巻3ページから5ページいじめ問題への対応も含め、児童・生徒の発達を支える教職員が、生徒指導の基本を確認するために、生徒指導提要(令和4年12月 文部科学省)の概要を記載している。〇 上巻6ページいじめ問題やいじめ防止について、子供が主体となって考えることができるような取組を、各校、各学級で実施していくことができるように、東京都教育委員会で実施している「高校生いじめ防止協議会」の概要を記載している。〇 この「いじめ総合対策【第3次】」は、東京都いじめ防止対策推進条例第11条に基づき設置された「第5期東京都教育委員会いじめ問題対策委員会」からの答申を踏まえて、策定したものである。〇 「いじめ総合対策【第3次】」の改訂については、国の動向や東京都公立学校のいじめ問題に関する実態、今後の「東京都教育委員会いじめ問題対策委員会」の答申等を踏まえて、令和11年3月を目途に行う。「いじめ総合対策【第3次】」の推進にあたり「いじめ総合対策【第3次】」の見直しについて

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