13 ○ 「自分も一人の人間として大切にされている」という自己存在感を、児童・生徒が実感することが大切 ○ 自己肯定感や自己有用感を育むことも極めて重要 ○ 授業場面で自らの意見を述べる、観察・実験・調べ学習等を通じて自己の仮説を検証してレポートする等、自ら考え、選択し、決定する、あるいは発表する、制作する等の体験が何より重要 〇 心理面、学習面、社会面、健康面、進路面、家庭面からの総総合合的的なな児児童童・・生生徒徒理理解解 〇 学級・ホームルーム担任による日頃のきめ細かい観観察察力力にによよるる児児童童・・生生徒徒理理解解 〇 学年担当、教科担任、部活動等の顧問等による複眼的な広広いい視視野野かかららのの児児童童・・生生徒徒理理解解 〇 養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカー等の専専門門的的なな立立場場かかららのの 児児童童・・生生徒徒理理解解 〇 生活実態調査、いじめアンケート調査等の調査データに基づく客客観観的的なな児児童童・・生生徒徒理理解解 〇 教育相談では、児童生徒の声を、受容・傾聴し、相手の立場に寄り添って理解しようとする 共共感感的的なな児児童童・・生生徒徒理理解解 いじめの重大事態に対する平時からの備えについて、「いじめの重大事態の調査に関するガイドライン チェックリスト(文部科学省 令和6年8月)」を活用し、確実に対応をする。 〇〇 学学校校ににおおけけるる平平時時かかららのの備備ええ ○ 失敗を恐れない、間違いやできないことを笑わない、むしろ、なぜそう思ったのか、どうすればできるようになるのかを皆で考える支持的で創造的な学級・ホームルームづくりが生徒指導の土台 ○ お互いの個性や多様性を認め合い、安心して授業や学校生活が送れるような風土を、教職員の支援の下で、児童・生徒自らがつくり上げるようにすることが大切 生徒指導は、児童・生徒一人一人の個性の発見とよさや可能性の伸長と社会的資質・能力の発達を支えると同時に、自己の幸福追求と社会に受け入れられる自己実現を支えることを目的とする。 ※ ※ 児童・生徒が、深い自己理解に基づき、「何をしたいのか」、「何をするべきか」、主体的に問題や課題を発見し、自己の目標を選択・設定して、この目標の達成のため、 自発的、自律的、かつ、他者の主体性を尊重しながら、自らの行動を決断し、実行する力 共感的な⼈間関係の育成 安全・安⼼な⾵⼟の醸成 児童・⽣徒⼀⼈⼀⼈が ⾃⼰指導能⼒ を⾝に付けることが重要 教職員の 児童・⽣徒理解 が鍵 生徒指導提要(令和4年 12 月 文部科学省)で示されている生徒指導の目的を理解し、児童・生徒一人一人がいじめ問題について考え、いじめ防止について考えることができるよう、平時からの取組について見直しましょう。生徒指導とは、児童・生徒が、社会の中で自分らしく生きることができる存在へと、自発的・主体的に成長や発達する過程を支える教育活動のことである。なお、生徒指導上の課題に対応するために、必要に応じて指導や援助を行う。 ⾃⼰存在感の感受 ⾃⼰決定の場の提供 学校における平時からの備えについて ⽣徒指導の定義 ⽣徒指導の⽬的 生徒指導の目的を達成するために
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