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まるでウイルスみたいに…。

夜、はるきの家。

遅い時間にはるきの母親が帰ってくる。

母「ただいま」 はるき「おかえりなさい」

母「遅くてごめんね。もうご飯食べた?」 はるき「…うん お母さんこそ体、大丈夫?」

はるきの心の声「僕のお母さんは看護師をしている 毎日帰りが遅くて少し寂しいけど… 人のために働くお母さんはやっぱりすごいな」

母「大丈夫よ ありがとう 患者さんのために頑張らなくっちゃね」

思いつめた様子のはるき。母「なんだか元気ないね どうしたの? 学校で何かあった?」

はるき「…うん ……」

はるき「… お母さん あのさ…」

ある日の学校で。

はるき「おはよう!」

はるき「えいた これ借りっぱなしだった本 ごめんな」

えいた「い… いいよ やるよ」 はるき「え?なんで……」

あわてて去っていくえいた。

はるき「なんだあいつ おかしくない? ねえ何かあった?」

女生徒「…今忙しいから ごめんね…」

えいたの友人「はるき これ…」

「休み時間に理科室前に来て」という手紙。

休み時間、理科室前にて はるき「コロナウイルス!?」

友人「お前のお母さんが働いてる病院 感染者の受入れをしているだろ」

はるき「だから… だからなんだよ…」

友人「わかるだろ みんな… うわさしているよ……」

友人「お前のお母さんも お前も 感染してるんじゃないかって…」

はるき「………!?」

友人「それで誰もお前に近寄らないんだよ オレも何とかしたいって思ってるんだけど…」

はるきの心の声「まるでウイルスみたいに疑う気持ちが広がって」

はるき「みんなが僕から離れていったんだ……」

はるきの心の声「僕は学校での出来事を お母さんに全て話した」

うつむくはるきに母親は寄り添う。

母「それは偏見や差別につながる あってはならないことよ」

母「明日担任の先生に相談しましょう 大丈夫よ!」

はるきの心の声「次の日 お母さんは担任の先生に電話で相談をした」

次の日の学校。

はるきの心の声「先生は 悲しい思いをさせてしまったと謝ってすぐに学校いじめ対策委員会へ報告することと―…」

はるきの心の声「新型コロナウイルス感染症に関連する偏見や差別をなくすよう 学校全体で責任もって指導することを約束してくれた」

その後、ある日の学校で。 はるき「おはよう」

えいた「お! はるきおはよう!」 友人「はるき 昨日のアニメ観たか?」

いつもの光景が戻ってきていた。

なぜ このようなことが起きるのでしょうか。

私たちは、どうすれば いいのでしょうか。

 

一緒に考えてみましょう。

~新型コロナウイルス感染症に関連する偏見や差別意識の解消を図る教材~

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