このウェブサイトは、子供がいじめを相談することや、SNSに関するトラブルについて考えるためのものです。
学校の授業で活用いただくことも想定しています。
目次
- 子供が自らを見つめ直すためのストーリー ~このサイトの活用について~
- 困ったときの新たなチャネル ~二つのアプリの位置付け~
- 家庭への啓発について・・・・~特にSNS等におけるトラブルやいじめに対して~
- 参考資料
1 子供が自らを見つめ直すためのストーリー
~このサイトの活用について~
11のストーリーを、「私ではない他人の話」として読ませるのではなく、自らを見つめ直すきっかけとしてお使いください。
そのために、以下のような活用が考えられます。
授業における活用
(1) 教室でストーリーを読ませる(タブレット等で個別に読ませる。教室で一斉に見る。)。
(2) 自分を見つめ直す。
- 「主人公へのアドバイスを考えよう」というテーマで話し合う。
- ワークシートに、感じたことを自らの経験と結び付けて記入する。
など
(3) 他の情報モラル教材を活用し、考えを広げたり、深めたりする。
(4) 発表して共有する。
授業外の活用
集会などにおいて
「もしも悩んでいるなら、あの時紹介したストーリーをもう一度見てごらん。」
長期休業日前において
「親の許可を得てアプリを入れておこう。11のストーリーはいつか役に立つよ。」
2 困ったときの新たなチャネル
~二つのアプリの位置付け~
児童・生徒が使用するスマートフォンに、インストールを強制することはできません。さらに、スマートフォンの購入を推奨するものでもありません。
しかし、スマートフォンの普及率が高まっているため、児童・生徒が困ったときの新たなチャネルとして、これを活用していきます。
3 家庭への啓発について
~特にSNS等におけるトラブルやいじめに対して~
児童・生徒が使用するスマートフォンは、保護者が購入を認めた私物であり、その管理は保護者が行います。
しかし、学校内の児童・生徒同士によるネット上のトラブルは、どの学校においても起きる可能性があり、ネット上のいじめが発生した場合、学校は措置を講じることが求められています。
さらに、複雑化・高機能化するスマートフォンやSNSについて、大人が詳細を理解し、指導することは困難になり始めています。
SNS等におけるトラブルは、保護者だけ、または、学校だけが対処するのではなく、連携して対処することが大切です。